児童の安全誘導に関して
交通安全協会御所野支部
副支部長 松田幸久
地蔵田地区から通学する児童の安全誘導に関して、かつて「土屋ホーム丁字路通学児童の交通安全会議」
が開催され、連合町内会長、地蔵田地区の各町内会長、各町内会の子ども会会長ならびに各団体の長が集まり話し合われた。
その結果、月曜日は防犯協会と当協会が、火曜日は社会福祉協議会が、水、木、金曜日は子ども会が土屋ホーム丁字路で
児童の安全誘導を行っていた。

信号設置前の土屋ホーム丁字路での安全誘導(2019年4月)
2020年10月末に土屋ホーム丁字路に信号機が設置され土屋ホーム丁字路での児童の安全誘導は終了したが、
その代わり当協会では理事や運営委員の協力も得て春と秋の全国交通安全運動の際に、児童センター丁字路で児童の安全誘導
を行っている。
そのお礼として毎年、春と秋に小学校で「安全・安心感謝の会」が開催され、防犯協会、見守り隊および
当協会に対して各学年の児童から感謝の言葉が綴られた冊子が送られている。当協会は他の団体に比べ安全誘導の日数も
少なく、肩身の狭い思いをしてきた。そのため6月の役員会で進藤支部長から今後、夏と年末の交通安全運動の際にも児童
の安全誘導を行うことが提案され、了承された。

今年の夏の交通安全運動は7月11日~20日であったが、その間に延べにして28人の役員が参加し、
児童センター丁字路で毎日100人程の子供たちを誘導した。春には不安気だった1年生もすっかり自信を持ったようで
ほほえましい。2~3年生の男子の中には元気いっぱいでゴムマリのように飛んだり跳ねたりする子もいてハラハラさせ
られるが、上級生になるにつれて落ち着いてくるようだ。とくに目を引いたのは5~6年生の女子で身長や手足が長くなり
すくすくと育っている子が多いようである。女子の発育は男子に比べ早いが、通学する中学生を見ていると男子の発育は
中学生になってからであることが分かる。子どもたちは御所野の宝、秋田の宝、日本の宝さらに大きく世界の宝であり、
その成長過程を安全誘導を通して垣間見れるのは楽しいことである。

児童センター丁字路での安全誘導(2024年7月)
ところで、元町地区が少子高齢化して久しいが、地蔵田地区でも少子高齢化は始まっているようである。
2019年の春には300人を超える児童が土屋ホーム丁字路を通過していたが、5年後の現在、児童センター丁字路を通過する
児童は1/3になってしまった。今は堤台地区から通学する児童が増えている。そのため当協会としても安全誘導の場所を
今後検討していく必要があると思われる。