来月からオーストラリアとニュージーランドで始まるサッカー女子のワールドカップに臨む日本代表、「なでしこジャパン」のメンバーが発表され、秋田市出身の石川璃音選手が選ばれました。
県出身の選手がワールドカップのメンバーに選ばれたのは、男女を通じて初めてです。
「なでしこジャパン」のメンバーに選ばれた石川選手は秋田市出身の19歳、サッカー女子のプロリーグ、WEリーグの三菱重工浦和レッズに所属しています。
秋田市のスポルティフ秋田から御所野サッカースポーツ少年団を経て、日本サッカー協会がエリート選手育成のために設けた「JFAアカデミー福島」に進み、去年レッズに入団しました。
ポジションはディフェンダーで、1対1の強さとスピードが評価され、2月の国際大会では年齢制限のない日本代表に初めてメンバー入りしてカナダ戦に途中出場しました。
また、今シーズン、所属チームのレッズでは、主力としてリーグの初優勝に貢献し、ベストイレブンにも選ばれる活躍を見せていました。
秋田県サッカー協会によりますと、県出身の選手がワールドカップのメンバーに選ばれたのは、男女を通じて初めてだということです。
「なでしこジャパン」は、今月27日から千葉市で10日間の合宿を行い、来月22日に初戦を迎えます。
ディフェンダーの石川璃音選手は秋田県出身の19歳。
三菱重工浦和レッズに所属しています。
日本サッカー協会がエリート選手育成のために設けた「JFAアカデミー福島」出身のセンターバックで、去年行われた20歳以下のワールドカップでは主力として準優勝を経験しました。
池田太監督からは1対1の強さとスピードが評価され、2月の国際大会で年齢制限のない日本代表に初めてメンバー入りしてカナダ戦に途中出場しました。
石川選手が小学6年生の1年間所属していた御所野サッカースポーツ少年団の熊谷浩之監督は、「当時一緒にサッカーをした選手が代表に選出され忘れられない一日になりそうです。当時から身体能力が高く、中学・高校と技術を身につけたことが代表選出につながったと思います。石川選手にとってはここからがスタートラインだと思うのでチームの中で自分のよさを生かして積極的にプレーしてほしい」と話していました。