「秋田青年師範学校跡地」に石碑設置

御所野の歴史文化を語る会

 現在の秋田市御所野地蔵田五丁目のあたりには、第二次大戦当時、「秋田青年師範学校」の校舎や寮がありました。戦後、秋田師範学校とともに秋田大学学芸学部(現教育文化学部)となり、平成2年まで秋田大学教育学部四ツ小屋校舎・農場として使用されました。その後、御所野開発により校舎・農場は姿を消しましたが、地蔵田五丁目南町内のポケットパークには、校地内にあった桜の大木の切り株が残っており、この切り株が、ここに「秋田青年師範学校」があったことを伝える唯一の証拠となっています。
 そこで、御所野の歴史文化を語る会では、開発前の御所野台地の歴史を後世に永く伝えていきたいと考え、市当局及び関係各位の御理解、御協力を得て、桜の木の切り株の近くに「秋田青年師範学校跡地」であることを示す石碑を設置しました。

【碑文】 秋田青年師範学校跡地


令和6年10月 桜の切株が残る地蔵田5丁目ポケットパークに記念碑設置



地蔵田5丁目南のポケットパーク



桜の大木の切り株

秋田青年師範学校とは